首の筋肉を柔軟にしましょう。頭部の方に酸素が沢山送り込まれているので、大脳の働きが活発になります。それによって、記憶力の低下を予防し物忘れの防止にもなるでしょう。今回はそんな物忘れを予防するヨガのポーズをご紹介しましょう。まずは直立の姿勢から、足を左右に大きく開きます。そこからゆったりと息を吸いながら背中をまっすぐに伸ばしましょう。息を細く長く吐きながら、上体を前に倒していきます。手を床に置いて、左右の足も更に広げるような感じで上体を倒していきます。
この時、かかとが床から浮いてしまわないように注意しましょう。頭頂部にある百会のツボを床に押し付け、床に置いた手を離して足を持ちます。出来るだけ肘はまっすぐに伸ばしましょう。１０呼吸キープが目標です。膝も伸ばしきったままにします。意識を頭頂部に置いて、百会で呼吸しているようなイメージをもつと更に効果的でしょう。最後に身体を休めましょう。息を吸いながら、手を床に置き、足を閉じてそろえ、膝を曲げたら正座の状態になります。
息を吐きながらおでこを床に置いて２～３呼吸キープ。その後、ゆっくりと身体を戻してフィニッシュです。戻る時は、頭の方に沢山の血液が入っているので、急に頭を持ち上げないようにする事がポイントです。今回ご紹介した一連のポーズは、足腰の筋肉、特に内腿の筋肉を引き締める効果も期待できます。続ける事で下半身がすっきりしてくることでしょう。