胃腸を強くする

胃は、ヨガの霊視解剖学によるマニュピュラ・チャクラの位置にあたり、胃腸を支配するところにあります。この事からも分かるように、胃と精神感情は密接な関係にあるのです。何かイライラしたり、ショックを受けたりすると胃がキリキリと痛んだり、ストレスで胃に穴が開くという事もよく聞く話ですよね。同様に、腸もメンタルなどの精神的なものと密接に関係しているのです。「腸の座った人」「腹黒い人」っという言葉が存在しますしね。精神的に負けないという意味でも、丈夫な胃腸をつくっていきたいところです。今回ご紹介する「十字の変形ポーズ」は、胃腸に強い刺激が入って血行がどんどん良くなっていき、活性化が期待できるでしょう。さて、まずは仰向けの姿勢からスタートします。両足は揃えて伸ばしましょう。両手は肩の高さに真横一直線に伸ばし、身体全体で十字をつくります。手のひらを下に向けて床に置きましょう。そこから左足を上げて右手の親指と人差し指と中指の3本指で、左足の親指を包むように持ちます。右足は内側に曲げて、かかとをお尻の方に引き寄せ、空いている左手の3本指で包むように持ちます。ここでしっかりと息を全部吐き切ります。息をゆったり吸いながら、左ひざを伸ばし、顎を引いて頭を床から浮かせます。息を吐きながら、左足と顔を近づけて10呼吸キープします。再び息を吸いながら、ゆっくり身体を十字の状態に戻します。片方の足が終わったら、足を入れ替えたて反対側も同様に行います。意識を胃と丹田に置いてポーズを行う事がポイントです。あごは必ず引くようにしてください。 

おすすめ記事