骨盤の歪みを取る

身体の要と言っても過言ではない骨盤。ここが歪んでしまうと、病気の大きな原因となる可能性もあります。背骨も歪み、関節も捻じれ、内臓の位置異常が起き、延いては筋肉までも影響を与えてしまうのです。また、背骨が歪むという事はそれに並走している自律神経にも乱れが生じ、内臓の働きやホルモンの分泌、神経の伝達、血液の循環が悪くなってしまう事になり、それはもう負の連鎖なのです。こうなると当然体調不良になり、免疫力も低下してしまいます。精神的にも不安定になります。骨盤をしっかりと整える事が、全身の不定愁訴の改善につながるのです。今回は、そんな骨盤の歪みを整える「ゆらぎの変型ポーズ」をご紹介していきます。それではまず、正座の姿勢からお尻を持ち上げ、両ひざ立ちの状態になりましょう。左足を真横に伸ばし、足の裏は床に置きます。この時、足先も真横を向けるようにしましょう。左手を腰に巻き付け、息を吸いながら右手を上げます。この際、内臓を引き上げる意識が持てるとGOODです。ここから完成ポーズへ持っていきます。息を吐きながら、上体を大きく反らしましょう。後方天井を見て、10呼吸キープします。息を吸いながら、ゆっくりと身体を戻します。足と手を入れ替え反対側も同様に行いましょう。左右両方とも行ったら再び正座の姿勢に戻し、上体を前へ倒し脱力してくつろぎのポーズで2~3呼吸キープしたらフィニッシュです。完成ポーズの時、反った上体が傾かないように気を付けましょう。また、横に伸ばしてる足先が床から離れないように意識する事も大切です。前述した通り、骨盤の歪みというのは健康における多方面に悪影響を及ぼします。左右のうち、やりにくかったなと感じる方を、くつろぎのポーズの後にもう一度行うと尚良いでしょう。どちらがやりにくいか分からないという方は、後でやった方をもう一度行いましょう。最初に行った方は、日頃無意識に身体が使い慣れている方という事になりますから。やりにくい方或いは後で行った方をもう一度行う事で骨盤の歪みを少しずつ矯正していきましょう、

おすすめ記事